稍重の馬場を平均ペースで流れ、上がりのかかる競馬。内をロスなく回った馬が馬券に絡む。先週までの東京の時計と大違いである。
実況が間違えて1,000m通過1分8秒と言ったのは笑った。
1着サマーセント
2番手追走で流れに乗り、直線は逃げるナルハヤの頑張りもあり、良い併せ馬の形になった。前走、牡馬の強豪と戦った実績を考えると50キロは軽すぎたか。
2着センテュリオ
エリザベス女王杯4着は伊達じゃない。最重量を背負い2着を確保。無理せず内を回ったことが結果に繫った。エアジーンとは道中同じ位置。違いは直線の内、外である。
3着リュヌルージュ
1枠を生かし好位置につけ、直線も内から伸びた。ソツのない競馬であった。
4着ナルハヤ
ラスト100mあたりまで粘ったが最後は力尽きてしまった。タフな馬場になった阪神2,000mでこの走りが出来るなら、クイーンSなどで期待できる。
藤田菜七子騎手、見せ場を作れた。
5着エアジーン
4コーナーで内に入れず、直線は外から伸びるが5着まで。センテュリオとは道中同じ位置にいたがコース取りで結果に大きな差が生まれてしまった。今後に期待が持てる走りだが、52キロの今回はもったいない競馬であった。