めろんまる競馬日記

総流しが好きです。

【回顧】エプソムカップ 東京巧者がモノを言う

 不良馬場のなか1,000m通過59.1秒と厳しい流れ。差し馬にチャンスはなく内を回った先行勢で勝負が決した。

 

1着ダイワキャグニー

  スタートから難なく好位を確保し、直線力強く伸び完勝。プレッシャーがかからない楽な2番手を追走できたことが、直線の余力に繫った。これで東京コース8勝目。内田騎手は16年連続重賞勝利となった。

 

2着ソーグリッタリング

 勝馬と同じく好位で競馬できた。不良馬場だが内を進めたことがよかった。1,600〜1,800mをコンスタントに堅実に走っている。

 

3着トーラスジェミニ

 最低人気136.9倍、波乱の立役者。道中は不良馬場にしては早いと思われたペースを、しぶとく逃げ粘ったのだから内容も立派。過去にも単勝75.3倍、35.3倍、141.8倍で馬券に絡んでいる。今後も人気薄になった時に、頭に入れておきたい一頭である。

 

4着アンドラステ

 唯一外から伸びた馬。末脚目立ちあと一歩で馬券内であった。外枠だったが縦長の展開を味方に好位置を確保、4コーナーで思ったより外を回ったことが痛かった。負けはしたが評価の上がった一頭。

 

6着サトノアーサー 

 差し馬には向かない展開でよくここまできた。能力の高さを感じるがあと一歩、いつ一皮剝けるか、そんな雰囲気のまま6歳春シーズンが終わった。