2020年11月29日(日)
第40回ジャパンカップ(GⅠ)
東京 芝左2,400m 15頭 晴良
1着アーモンドアイ
強い馬に最高の騎乗が加わり、最高の結果で有終の美を飾った。
好発からインの5番手を確保、三強のなかで一番良いポジションであった。道中、一切の無駄もなく進められた。最後の直線では荒れた内を避け先に抜け出して、コントレイルに影をも踏ませず完勝であった。
中距離がベストと思われていたが、先行して上がり最速のオークス、世界レコードを叩き出した最初のJC、三冠馬2頭に快勝した二回目のJCとクラシックディスタンスがベストだったのか。
2着コントレイル
スタートは出てたが、いきっぷりが少し悪くひとつ後ろのポジションになってしまった。道中はプレッシャーの無い位置で脚をためることができ、コーナーも馬の後ろに付けながら上手く回り直線外へ。内にモタレながらも伸びたがアーモンドアイに1馬身4分の1及ばなかった。
アーモンドアイ相手には100点の騎乗が求められるなか、90点の騎乗になってしまった。タラレバであるが、道中のポジションはもうひとつ前でみたかった。直線の進路取りも外差し馬場ではないため、アーモンドアイと比較するといまひとつであった。 隠されたギアを引き出そうとしたのか、ちょっと大味の競馬だった。
マークする形で乗れていれば、アーモンドアイと馬体を合わせた直線の攻防がみられたと思っている。ただし、そんなベストパフォーマンスを発揮したとしても、半馬身及ばないような気がするほどアーモンドアイが素晴らしかった。