めろんまる競馬日記

総流しが好きです。

【回顧】菊花賞 無敗の三冠馬誕生

2020年10月25日(日)

第81回菊花賞(GⅠ)

京都 芝右3,000m 18頭 晴良

 

 父ディープインパクト以来の無敗の三冠馬誕生。親子での偉業達成を観ることができ、今改めて喜びを感じている。

 レース一週間前からずっと気にかかり、土曜日は当事者でもないのに緊張してしまった。

 

1着コントレイル

 セカンドベストの騎乗であった。スタートを決め、荒れた馬場を避けながら最初のコーナーへ。中段前目の絶好のポジションを確保した。長距離は騎手の腕というが、こういう細かい進路、位置取りは流石の一言。道中若干かかっていたが、許容範囲だと思う。2着アリストテレスのマークを受けながらも最終コーナーでは、変に煽ることなく自然に進出。直線もマークされる形で入り、差し切られたと思ったが、そこから勝負根性をみせ凌ぎ切った。

 

 マークされず、自分のタイミングでスパート出来ることが一番だが、マークされながらも細かいところでロスを抑えた結果が、最後の余力に繋がったと思う。レース振りは父とは似ておらず、シンボリルドルフが思い浮かぶ。これからどんな戦歴を歩んで行くか楽しみだ。是非とも、ジャパンカップへ駒を進めてほしい。

 

2着アリストテレス

 終始コントレイルをマークし直線デットヒートを繰り広げた。スタート後すぐにルメール騎手が右をチラッと。コントレイルの位置を確認したのか最初のコーナーで早くも徹底マーク。そこから終始コントレイルの斜め後ろでプレッシャーをかけ続ける。

 

 最終コーナーでは馬場の良い外に出させないように蓋をし、コントレイルを先に先にいかせていた。コントレイルのソラを期待し満を辞してスパート。直線僅かに及ばなかったが、素晴らしい騎乗とそれに応えた素晴らしい馬のパフォーマンスであった。


 来年の天皇賞(春)を勝ち、このレースのレベルが高かったことを証明してほしい。