2004年7月4日(日)
第11回 函館スプリントステークス(GⅢ)
函館1,200m 晴 芝良
2004年のレースを思い出と共に振り返ってみる。GⅠ勝ち馬は後に詳しく書くので簡単に。
レース展開
勝ったシーイズトウショウは好発から外目の好位につけ、4コーナーを手応えよく回り、直線200mで追い出し始めそのまま抜け出し勝利。2着は外から飛んできたゴールデンロドリゴ。ハナ差の3着にはカルストンライトオが入った。1人気サニングデールは6着に終わった。
1着 2人気 4.4倍 シーイズトウショウ
トウショウ、鶴留調教師、池添騎手の懐かしい組み合わせである。初代のサマースプリントシリーズ覇者であり、長くスプリント路線で活躍した。函館SS(GⅢ)は二連覇し三連覇がかかったレースは2着に敗れてしまった。
牝馬で57キロを背負ったテレビ愛知オープン(OP中京1,200m)を1.06.7で逃げ勝ったレースが印象に残っている。
2着 8人気 48.2倍 ゴールデンロドリゴ
5歳でオープン入りし8歳まで短距離中心に活躍した。GⅠで掲示板に入ったり、オープンで惨敗したりと、短距離差し馬特有のハマるかどうかの馬であった。不思議なことに6歳シルクロードS(GⅢ)、7歳CBC賞(GⅡ)では道中2番手を追走し好走している。
3着 5人気 9.8倍 カルストンライトオ
1,000mのレコードフォルダー、スプリンターズS(GⅠ)覇者。
4着 7人気 32.7倍 ブルーショットガン
現在は調教師の松永騎手の現役最終日を飾った馬。11番人気で勝った阪急杯は格好良かった。
5着 3人気 4.8倍 ウインラディウス
東京の重賞を3勝した藤沢厩舎の馬。活路を求めスプリント路線にも参戦したが、不器用な大型馬であった思い出がある。
6着 1人気 2.6倍 サニングデール
中京巧者で高松宮記念(GⅠ)覇者。
8着 4人気 5.4倍 アタゴタイショウ
特徴的な名前のせいか、アンカツとのコンビが記憶に残っている。函館・札幌シーズンによく出走していた。
13着 9人気 50.9倍 リキアイタイカン
マイルCS(GⅠ)を15人気でクビ、ハナ差の3着が印象的。成績が悪くなった5歳秋以降の記憶が強く、毎月出走する人気薄の馬という思い出がある。
振り返ってみると中々の好メンバーである。後のGⅠホースや北海道・短距離路線の常連が集まったレース。今年も高松宮記念からの出走馬や函館を得意としている馬、秋を見据えた馬など好メンバーが集まった。