こんにちは。めろんまるです。
今週は秋シーズンのGⅠ初戦スプリンターズステークス。毎年この時期になると秋の古馬三冠楽しみだなー、そしてあっという間に過ぎていくのだろうなーと思いつつ、年の瀬になると、いつの間にか東京大賞典も終わっていたりする。
過去の勝ち馬を眺めてデュランダル、サイレントウィットネス、ロードカナロア、グランアレグリアなど目についたが、レディブロンドのことがパッと思い浮かんだので、この馬を懐かしむ。
初めてみたのはスプリンターズSで馬柱を見て驚いた。デビュー戦は5歳6月の1000万下のTVh杯。デビュー戦の響きと全く合わないし、勝っちゃうなんて信じられない。長期休み明けの復帰戦と言えばしっくりくる。その後は北海道で勝利を重ねて、中山のセプテンバーSを勝って5連勝、初重賞が初GⅠという戦歴である。1,200mばかり使われた戦歴も見栄えがよかった。
ここで2003年の人気を振り返る
1人2.2倍 スプリントGⅠ3勝目を狙う女王ビリーヴ
2人5.1倍 スプリント二戦目のアドマイヤマックス
3人5.7倍 レディブロンド
4人7.8倍 セントウルSで上位人気馬を倒したテンシノキセキ
5人8.1倍 ここから短距離界を引っ張っていくデュランダル
たしか深夜の競馬番組で細江さんか井崎先生どちらかが、デュランダルの坂路調教で蹴り上げるチップの量がすごいと言っていた記憶がある。競馬予想の切り口の多さがうかがえる。
レースはスタートも位置取りもまずまず、4コーナーは無理せず外を回し直線勝負。終始無難な騎乗で4着に終わった。これが本来の走りなのか疑問を持ち、今後のローテーションに期待していたがいつの間にか引退。またレディブロンドのような面白い戦歴の馬に出会いたい。
最後に母としてゴルドブリッツ、孫にレイデオロと優秀で、半弟はディープインパクト、ブラックタイドなど良血一族であった。