前回の続き。
6人気 21.4倍 18着 マイネルソロモン
三月の新馬戦、山藤賞、プリンシパルSを三連勝。外枠と馬場が響き最下位だった。その後マイル路線に活躍の場をうつす。重賞で何回も馬券に絡み、マイルCSの4着は驚いた。
7人気 25.4倍 3着 ザッツザプレンティ
出世レースのラジオたんぱ杯を勝ち、年明け初戦の弥生賞は単勝1.5倍で敗戦。皐月賞も良いところがなく評価を落としたが、ダービーでは大外枠を苦にせず、直線ゼンノロブロイと一緒にしぶとく伸び3着を確保。
秋には菊花賞を勝ち、重馬場のジャパンカップ2着、翌年は阪神大賞典2着と順調に駒を進めた。春の天皇賞、4強の一角として臨んだが16着と惨敗。宝塚記念のレース後、屈腱炎を発症。ダンスインザダーク産駒は春の天皇賞を好走できない不思議。
8人気 27.1倍 11着 タカラシャーディー
四月の門別デビューし中央入り、共同通信杯2着、毎日杯1着、青葉賞2着と戦績安定。結構稼いでいるな。
9人気 35.6倍 8着 リンカーン
最後方から追い込んで8着。もっと中段に付けていたら掲示板にのれたと思っている。
本領は秋から。神戸新聞杯はキレ負けしたが菊花賞、有馬記念を連続2着。以降はG1常連として長く活躍。横山騎手の言うように生まれた時代が悪い。どのくらい悪いか振り返ってみることにした。
・03年有馬記念 シンボリクリスエスの2着
9馬身離された。このレースで勝負できるのはオルフェーブル、リスグラシューと同等のパフォーマンスが必要。
・04年宝塚記念 タップダンスシチーの3着
残り800から楽々先頭にたち2.11.1mでタップが快勝したレース。こちらも並のG1馬じゃ太刀打ちできない。
・05年宝塚記念スイープトウショウ、JC アルカセットの4着
両レースとも2着ハーツ、3着ロブロイ、4着リンカーンその後ろにサンライズペガサス。
・05年有馬記念 ハーツクライの3着
2着ディープインパクト。リンカーンは実質勝ちで良いでしょう。
・06年天皇賞(春) ディープインパクトの2着
過去二年何やっていたんだと思う好走。そういう時に限って相手が悪い。
このレース後、横山騎手のあのお言葉。
戦績を振り返ってみると勝馬に名馬ばかりでお気の毒。もっとも印象に残っている04年阪神大賞典は古き良きレースだった。
10人気 52.2倍 9着 クラフトワーク
後に重賞三連勝した馬。大好きなファインモーションに勝った馬という印象が強い。怪我が惜しまれる一頭
14人気 93.9倍 6着 チャクラ
長距離路線のレギュラーメンバー。G1にもちょくちょく出走し名前のせいかよく覚えている。障害に出走した経験もありスタミナを買われていた。2億7,670万も稼ぎ馬主孝行。
17人気 110.6倍 12着 マーブルチーフ
重賞の常連。京都新聞杯、日経新春杯、京都記念、京都大賞典と京都は得意舞台で馬券にも絡んだ。
振り返り終了。後半はほぼリンカーンの思い出になってしまった。競馬を初めた頃だからか、馬名をみて「あっ、こんな馬いたな」とピンとくる馬が多く、歴史上主役を張れない世代だが記憶はとても濃い。