1着グランアレグリア
安田記念ではウオッカ以来の衝撃の走り。枠、馬場、ペース、位置取りの全てが噛み合った一戦。ただ運に恵まれたわけではく、池添騎手のエスコートも素晴らしかった。トラック競技のようなロスのない騎乗であった。アーモンドアイを二馬身半離しているのでレーティングも気になるところ。
秋はスプリンターズSからマイルCSへ向かう予定。戦歴が浅く、使い込まれていない点はさらなる飛躍を感じさせる。
2着アーモンドアイ
VMと違いスタートいまひとつだが、直線も伸びてインディチャンプを差し切ったのだから悪い走りではない。昨年と同じレベルでは走れている。今回の舞台では勝った馬が強かった。馬場、ローテ、出遅れなどあるが勝ち馬との二馬身半は決定的。
GⅠ8勝のチャンスはまだある。秋に期待だ。
3着インディチャンプ
今日は位置取りが一つ後ろだったり、直線で少し進路が無かったりしたが、安定した実力でアーモンドアイと僅差。さすがはGⅠ2勝馬。今回のようにスペシャルな馬がいる場合は、少しだけ使える脚が短い分、レースの巧さが加わらないと勝ち切るのは難しいのか。
4着ノームコア
外から豪快に伸びてあと少しで馬券内。VMからアーモンドアイとの差を詰めたのだから素晴らしい走り。東京マイルは合う。
5着ケイアイノーテック
4コーナーから早めに仕掛け、先頭をうかがう走りに驚いた。もうワンテンポ待ってもよかったと思う。好走したからといって次走買いづらい馬である。
6着アドマイヤマーズ
先行勢で最先着の6着。グランアレグリアに差された後もしぶとく伸びた。休み明けでなければもう少しやれたはず。評価の上がった一頭だ。
秋は万全の状態でマイルCSに出走して欲しい。
7着ダノンキングリー
それなりに走っているが一級線の集まるマイルではいいところがなかった。
8着ダノンスマッシュ
役割は果たした。スタートよくすんなりハナを奪い、ペースを落とすことなく好レースを先導した。アーモンドアイと0.4差は立派。
11着ミスターメロディ
スマッシュとの馬連を勝っていたので、スマッシュに並びかけようとした時に夢を見た。1,600mは長かった。
13着ダノンプレミアム
馬場なのか、気持ち面の問題か負けすぎである。