こんにちは。めろんまるです。
ゴール板で際どい勝負となったダービー。体勢はエフフォーリア有利に見えたが、先に通過したのはシャフリヤールだった。
福永Jはダービー二連覇。ここ4年で3勝は驚異的で、令和のダービー男襲名である。
シャフリヤールのレースを振り返る。好スタートから中段に位置し、前にエフフォーリア、サトノレイナスを見る良いポジションが取れた。
道中、スローペースに堪らず外から各馬が捲っていったが、同馬は自由に動けるポジションではなく待機。
直線で前が壁になったが、狭いところを割って入り、鋭く伸びて先に抜け出したエフフォーリアをハナ差交わした。
スタート、道中のポジション、直線で馬を真っ直ぐ走らせるなど、福永Jの技術があってこそ際どい勝負に持ち込め、ゴール板で好運を手にした。
直線で進路を確保するまでの間、動けない位置にいたことが返って末脚を溜めた要因になり、先に動いた馬を追う最高の形になった。
敗れたエフフォーリアはスタート良く、内のポケットを素早くキープ。道中は外から馬が上がってきてポジションを下げたが、慌てず内でジッとしている。
直線、馬群がバラけ進路を見つけスパート開始。素早く抜け出し早め先頭で押し切るかと思ったが、僅かハナ差シャフリヤールに交わされた。
横山武Jは落ち着いた騎手で、これで負けたら仕方ない横綱相撲の競馬。敢えて言うならば、追い出して全開のタイミングが少し早かったこと、直線で外にヨレたこと挙げられるが些細な点である。
僅差の5着に敗れたサトノレイナスは、スタートから少し出していき1コーナーで中段。向正面ではその勢いのまま先団のポジションになった。後ろからと思っていたので、驚いたシーンである。
道中はスローペースとディープモンスター、アドマイヤハダルの追い上げが誤算か、早めの進出になってしまった。
直線入り口で先頭に立ち、追い出しを待ってスパートしたが、後ろからの馬に差されてしまった。
外を回り、早め進出した中で5着に粘っており能力の高さは伺えた。
最後に、横山武Jの2着は武豊Jのダンスインザダークのダービーと被る。