めろんまる競馬日記

総流しが好きです。

【回顧】日本ダービー 福永騎手の二連覇

 f:id:meron-maru:20210328231222p:plainこんにちは。めろんまるです。

 

 ゴール板で際どい勝負となったダービー。体勢はエフフォーリア有利に見えたが、先に通過したのはシャフリヤールだった。

 

 福永Jはダービー二連覇。ここ4年で3勝は驚異的で、令和のダービー男襲名である。

 

 シャフリヤールのレースを振り返る。好スタートから中段に位置し、前にエフフォーリア、サトノレイナスを見る良いポジションが取れた。

 

 道中、スローペースに堪らず外から各馬が捲っていったが、同馬は自由に動けるポジションではなく待機。

 

 直線で前が壁になったが、狭いところを割って入り、鋭く伸びて先に抜け出したエフフォーリアをハナ差交わした。

 

 スタート、道中のポジション、直線で馬を真っ直ぐ走らせるなど、福永Jの技術があってこそ際どい勝負に持ち込め、ゴール板で好運を手にした。

 

 直線で進路を確保するまでの間、動けない位置にいたことが返って末脚を溜めた要因になり、先に動いた馬を追う最高の形になった。

 

 敗れたエフフォーリアはスタート良く、内のポケットを素早くキープ。道中は外から馬が上がってきてポジションを下げたが、慌てず内でジッとしている。

 

 直線、馬群がバラけ進路を見つけスパート開始。素早く抜け出し早め先頭で押し切るかと思ったが、僅かハナ差シャフリヤールに交わされた。

 

 横山武Jは落ち着いた騎手で、これで負けたら仕方ない横綱相撲の競馬。敢えて言うならば、追い出して全開のタイミングが少し早かったこと、直線で外にヨレたこと挙げられるが些細な点である。

 

 僅差の5着に敗れたサトノレイナスは、スタートから少し出していき1コーナーで中段。向正面ではその勢いのまま先団のポジションになった。後ろからと思っていたので、驚いたシーンである。

 

 道中はスローペースとディープモンスター、アドマイヤハダルの追い上げが誤算か、早めの進出になってしまった。

 

 直線入り口で先頭に立ち、追い出しを待ってスパートしたが、後ろからの馬に差されてしまった。

 

 外を回り、早め進出した中で5着に粘っており能力の高さは伺えた。

 

 最後に、横山武Jの2着は武豊Jのダンスインザダークのダービーと被る。