2004年勝ち馬 キングカメハメハ
当時2,000mの毎日杯を岡部騎乗の良血シェルゲームに快勝し臨んだ本レース。中距離馬がマイルのペースに対応できるか。キンカメにはそういった印象を持っていた。
主役は同馬ではなく粒揃いの馬が集まり人気は割れていた。
1人気3.6倍 キングカメハメハ
2人気3.7倍 シーキングザダイヤ(マイル重賞連勝中の良血馬)
3人気5.0倍 メイショウボーラー(朝日杯2着、皐月賞3着ここが目標)
4人気6.8倍 コスモサンビーム(朝日杯王者)
当時の人気マイラーは順当にローテをこなしてきた印象あった。しかし1人気は初マイルのキンカメ。今思えば競馬ファンは能力の違いを見抜いていたと言うことか。
レースは中段の外目を終始周ったキンカメが2着コスモサンビームに5馬身差をつける圧勝。ダービーレコード勝ちするような名馬には余計な心配であった。
他レースでは神戸新聞杯が印象に残っている。ハーツクライに機動力の違いを見せつけ、秋の天皇賞ではどんな走りをするのか大いに期待が高まった。また三連単が全国導入されたばかりの頃で、キンカメ、ケイアイガード、ハーツで1,750円しかつかないのかと思った記憶もある。