こんにちは。めろんまるです。
昨年のアーモンドアイに続き、圧倒的一番人気がまさかの敗戦である。皆の不安が現れて単勝オッズは1.5倍。思ったほど売れていないなという印象であった。
グランアレグリアはいつもよりスタートを出て最初は良い位置を取れた。道中、前行く馬の煽りを受けて、一列下がってしまい、そのままの位置で動けないまま直線を迎えることになった。
直線では外に出すことができず、内に切り込んで馬群を割って伸びた。この時にウオッカを彷彿とさせ、僅かアタマ差届かなかった。
1番の敗因は道中の差。スローペースで、直線入り口を11番手の内に包まれた状態で迎えては厳しいものがある。
中2週の影響も多少あると思うが、上がり最速32.9秒とよく走っており、心配されたほど影響はないと思っている。能力が抜けた馬でも負ける。改めて競馬の難しさを思い知った。
勝ったダノンキングリーはスローペースを味方に外目から豪脚を披露。快勝した毎日王冠のようなレースができた。
外からの末脚に目がいくが、道中は勝ち負けできる位置をとれリズムよく走れている。ハマった面もあるが、グランアレグリア、インディチャンプを負かしてのGⅠタイトルは価値のあるもの。
余談だが、好きな馬なのに単勝100円すら買ってなかったのが悔やまれる。
シュネルマイスターは堂々の3着。スタートしてすぐに位置取りを上げる好騎乗。動ける外枠が功を奏して、出負けをカバーできた。直線も力強く伸びおり、勝ち負けを目指しての僅差3着のため、将来有望である。
インディチャンプは競馬の上手さを見せた。スパートのタイミングを遅らせて、一瞬抜け出すことができたが、末脚比べで劣ってしまった。
ペースが上がっても同じような脚が使えるので、この馬にとっても不運なスローだった。
カデナは、内から伸びた末脚は、馬券内があるかと思わせた。ダノンプレミアムも内から一瞬先頭に立つ勢いがあったが、抵抗できず着外に終わった。